ここずたうん バックナンバー
ここずたうん26号 2025年4月発行
26号のテ—マは、「わたしたちのまちの水事情とPFAS問題です。この頃、新聞、TV等でPFAS関連の報道を頻繁に目にするようになりました。まさに、「現在進行形の公害」として「永遠の化学物質」であるPFAS問題は、わたしたちの暮らし、まちの見近なものとなりました。水のことを考えようとして、まちの水事情の知識をいちばんに知っておくことが必要と考えました。わたしたちのまちの水事情地図を作成しました。そこで、暮らしそのものを振り返ってみましょう。
あわせて、大野南也区自治会連合会と共催にて「市民調座PFASを知ろう!」をテーマに市民講座を予定させていただきました。
さあ、いっしょに知ることから始めましょう。
index

1面 ここまちインタビュー
牛山元美 医師(さがみ生協眼科・内科 内科部長)
医師だから言わなきゃ、ねっ!
~医師として、母として 牛山センセに訊く~
牛山医師は福島原発事故以来、放射線被害について講演されて気軽に市民の側に立ち「甲状腺がん支援グループ あじさいの会」の共同代表であり、2024年6月からは、ふたつの診療所とふたつの介護施設を運営する神奈川県北央医療生活協同組合の理事長に就任されました。
まさに、わたしたちのまちのわたしたちのお医者さんである牛山先生から地域のひとたちとPFAS問題までを語っていただきました。
2-3面
み~つけタウン なるほど潤水 わたしたちのまちの水事情
~暮らしのまわりの河川・湧水・宙水・地下水・上下水道~
●わたしたちのまちの水事情を総合的に捉える地図を作成してみました。
・関東ローム層の上、相模川が刻んだ河岸段丘に暮らすわたしたちのまちは地質学的にさまざまな特徴を有しております。
・近代水道のパイオニアである横浜水道みちの経路にあたり、まちの北半分は道志の森が育んだ横浜水道の恩恵にあずかり、南の半分は、小田原酒匂川から水を受けていること。このまちに下水道処理場はなく、相模川流域のまちとともに茅ヶ崎の下水処理場をかかえてくいること。暮らしの水の巡りは思いがけないほど広域にわたります。
・そして、何よりも地下水に恵まれ、市内では水道料むりょうとなっていた集合住宅もあり、隣接する座間市は豊かな地下水を飲んできたのです。
・それがPFASに汚染され、井戸水から県水道へと移行が進んでいるのです。
●この頃よく耳にするPFAS(=ピーファス)って、なに?
●PFAS汚染とわたしたちはどのくらい近いのだろう?●現在、PFASの規制はどうなっているの?
4面
なんでも情報室:暮らしのなかにあるPFASを知ろう
ひとりからできるPFAS対策
情報公開と市民の関心と見守りこそが
未来にわたる健康を手にしていく方法とわたしたちは考えています。
INFORMATION 市民講座 PFASを知ろう!
講師●牛山 元美 医師
6月14日(土) 14:00~16:00 @大野南公民館 大会議室2
【共催】 大野南地域自治会連合会
NPO法人ここずっと
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『こころの通訳者たち』の巡回上映会呼びかけと、開催規定 - NPO法人ここずっとからp知らせ:お店やイベントなどをユニバーサルデザインにするお手伝いをします。
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